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新貯蔵棟「いなほ蔵」 12月25日竣工

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    弊社が建設を進めてまいりました新貯蔵棟が2012年12月25日に竣工いたしました。新貯蔵棟は松籟蔵の高品質、多品種少量の造りに対応する高品質な貯酒管理を目的とする施設です。中・小型のタンクを103本設置し、適切な貯蔵と柔軟な出荷への対応が可能となります。新貯蔵棟の稼動により、朝日酒造の「品質第一」の理念を具現化し、愛飲者の皆様へご満足いただける製品をお届け致します。
  社員一同総力を結集し、社業に励む所存です。今後とも倍旧のご愛顧とご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

■概要
・長さ40m×奥行き25m×高さ28mの地上3階建て。延べ面積2,629㎡。
・SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)+S(鉄骨)構造。
・1階、2階に貯蔵タンク室、3階に室外機置場、電気室を設置。
・設置タンクは貯蔵タンク20KL(44本)、10KL(36本)、
  5.8KL(20本)、待ち受けタンク5.6KL(3本)の計103本。

 

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 ■特徴 
1.品質管理
 松籟蔵に対応した高品質な貯酒管理が出来ることと合わせ、出荷管理も考慮にいれた中型、小型タンクを選定しました。さらにタンク内のきめ細かな温度管理が可能となり、より一層の品質向上に繋がります。

 

2.安全への配慮
 洗浄などタンク上部での作業を安全に行えるよう天井までの高さを大きく取った空間となっています。新貯蔵棟2階の高さは松籟蔵の3階の高さとほぼ同じです。また、タンク間隔は払い出し作業にてポンプ、ホースの連結作業が安全に行える空間です。

 

3.省エネルギー
 貯蔵において重要な冷却システムについては、冷却ジャケットによる個別、低温管理を行います。井水利用と冷凍機能力の最適化を図った冷却システムを設計しました。また、低温管理で問題となる結露対策については、適正な除湿管理を設計に盛り込みました。

 

 

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新貯蔵棟の竣工により、一連の設備投資が完結致しました。弊社の品質第一の理念を具現化できる環境が整いました。愛飲者の皆様へよりご満足いただける製品をお届け致します。

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精米棟
昭和61(1986) 年10月竣工

高精白に対応する為、全国に先駆けコンピュータ制御による最新式精米機を導入。

 

 

 

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調合棟
平成4 (1992) 年12月竣工

製品の高品質化、作業の効率化と省力化を目的に、サッポロビールと共同で開発した調合システムを導入。

 

  

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朝日蔵
平成7(1995)年4月竣工

高品質、高付加価値商品にふさわしい設備を兼ね備えた吟醸蔵。地域環境との調和や職場環境を考えた蔵。

 

   

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貯蔵棟
平成 9 (1997)年 7月 東棟竣工
平成10 (1998) 年12月 西棟竣工
貯蔵タンクに2重ジャケット断熱構造を採用、商品別、仕込み区分別、貯蔵期間別に温度管理し適正な熟成が可能。

 

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製品倉庫
平成14(2002)年7月竣工
室温管理及び紫外線カットによる品質向上とともに、「ところてん方式」を採用し先入れ先出しの在庫管理が可能。

 

 

 

 

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総合環境保全施設
平成16(2004)年9月竣工
冬季の水温低下による負荷を最大限に軽減し、汚泥処理を大幅に改善。中越地震では廃棄酒処理に実力を発揮。

 

 

 

 

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社屋・製品工場
平成18(2006)年4月竣工
製品工場は、従来に比べあえて生産スピードを落とし、確実な生産を優先した高品質充填ラインを実現。

 

 

 

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松籟蔵
平成23(2011)年6月竣工
朝日蔵で培ってきたノウハウを基に、品質を重視した多品種少量の酒造りが出来る吟醸蔵。

 

 

 

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新貯蔵棟
平成24(2012)年12月竣工
松籟蔵の高品質、多品種少量の造りに対応する高品質な貯酒管理を実現。適切な貯蔵と柔軟な出荷への対応が可能。


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